Windows10で互換モード

Question

VC++2010で、MFCアプリケーション開発しております。

Windows10上でも問題なく起動するのですが、
あるクライアント（Windows10）のPCで起動すると直後に、強制終了すると報告がありました。

そのユーザーが、EXEのプロパティで、互換モードで実行する（Windows8）にしたら
正常起動したと連絡がありました。

何百台とあるなかの1つのみでこのような現象が起こっています。

なにか調査するポイントがあれば教えてください。

Answer 1

互換モードかどうかだけで攻めるのは分が悪いです。
クラッシュ時のイベントログ、クラッシュダンプなど、現場の情報を手に入れないと調査は行き詰まるかと思われます。

Answer 2

問題環境に "WinDbg Preview" のインストールが可能なら、TTD (Time Travel Debugging) ログを採取して調査すれば、エラー原因の特定が可能だと思います。
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Time Travel Debugging (Preview) の Lab
https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/jpwdkblog/time-travel-debugging-preview-lab
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Answer 3

WinDbg Previewがインストールは難しいとは思いますが、

確認ですが、起動時すぐに強制終了するものに対して、TTDは使用できるものなのでしょうか？

Answer 4

> 起動時すぐに強制終了するものに対して、TTDは使用できるものなのでしょうか？

できます。
(提示したドキュメントでも説明されています。)

Answer 5

提示いただいたドキュメントで、WinDbg Previewの使い方確認しています。
Windows10(1909),VS2019PROを使用しています。
次の内容のため、ドキュメント通り進めません。

教えてください。

1.基本ランタイムチェックを「既定」にすると、「dx -r1 @$curprocess.TTD.Events」コマンドで
Exceptionが表示されない。※デフォルトの両方 (/RTC1、/RTCsu と同等) (/RTC1)でコンパイルすると、
Exceptionが一覧に表示されたので、そのまま次に進みました。

2.例外データのTypeが「Software」と表示される。
ドキュメントでは、「Hardware」と表示されると記述されている。※無視して次に進みます。

0:000> dx -r1 @$curprocess.TTD.Events[8].Exception
@$curprocess.TTD.Events[8].Exception                 : Exception 0x406D1388 of type Software at PC: 0X77A0A100
        Type             : Software
    ProgramCounter   : 0x77a0a100
    Code             : 0x406d1388
    Flags            : 0x0
    RecordAddress    : 0x0

3.esp,ebpレジスタが特に壊れている感じに見えない

(1adc.1f90): Break instruction exception - code 80000003 (first/second chance not available)
Time Travel eax=00cfe488 ebx=00cfe574 ecx=00000006 edx=00000000 esi=002519dc edi=002510d2
eip=77a0a100 esp=00cfe480 ebp=00cfe4e4 iopl=0         nv up ei pl nz ac pe nc
cs=0023  ss=002b  ds=002b  es=002b  fs=0053  gs=002b             efl=00000216
ntdll!RtlRaiseException:
77a0a100 55              push    ebp

4.ソースウィンドウと特に連動していないように見える