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Microsoft IME の予測変換候補が表示されない現象について RRS feed

  • 全般的な情報交換

  • こんにちは、Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。
    今回は、Windows 10 version 1903 の Microsoft IME の予測変換候補が表示されない現象についてご案内します。

    現象
    実行可能ファイルと同じフォルダ内に cabinet.dll というファイルがあると、Windows 10 version 1903 では、そのアプリケーション上で Microsoft IME を用いて日本語入力を行う際に、Microsoft IME の予測変換候補が表示されません。

    原因
    Windows 10 のシステム フォルダ配下(*1) には、cabinet.dll という DLL が存在しています。
    Windows 10 version 1809 以前では、Microsoft IME が予測変換候補を表示する際に cabinet.dll を使用していませんでしたが、Windows 10 version 1903 では、予測変換候補処理に cabinet.dll を使用するようになりました。
    このため、同名のファイルがアプリケーションの実行可能ファイルと同じフォルダにあった場合、アプリケーションから日本語入力を行う際に、実行可能ファイルと同じフォルダに配置されている cabinet.dll が参照され、その結果、Microsoft IME を用いて日本語入力を行う際に Microsoft IME の予測変換候補が表示されない現象が発生します。

    (*1) C:\Windows\System32、C:\Windows\SysWOW64

    回避策
    実行可能ファイルと同じファルダ内に cabinet.dll というファイルが存在する場合、Windows 10 version 1903 ではファイル名を変更していただくことで Microsoft IME の予測変換候補が表示されるようになります。

    2019年8月7日 3:41
    所有者