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Windows 10 アップグレード後にアプリケーション上のデータグリッドへ日本語を入力すると正しく入力できない現象について RRS feed

  • General discussion

  • こんにちは、Platform SDK (Windows SDK) サポートチームです。 今回は、Windows 10 アップグレード後にアプリケーション上のデータグリッドへ日本語を入力すると正しく入力できない現象についてお伝えします。 

    現象

    Windows 10 ビルド 1709 (Fall Creators Update) 以降のバージョンにアップグレードすると、アプリケーション上のデータグリッド (:WinForms DataGridView) に移動した直後に日本語入力を行おうとする際に、最初に入力されたキーが自動的に確定してしまい、意図したとおりの入力ができない問題が発生いたします。

    例えば、ローマ字入力で「か」を入力するために `K` `A` と順にキー入力すると「kあ」と入力されてしまいます。

    原因

    Windows 10 ビルド 1709 (Fall Creators Update) での仕様変更に内包されていた不具合であることが判明しております。

    この仕様変更は、日本語入力の途中で別の入力フィールドへフォーカスを移動した際に、入力途中の未確定の文字列を自動的に確定させるという動作となっておりました。

    この仕様変更に伴い、日本語入力中の文字列の確定タイミングに変化が生じたため、データグリッドのようなインターフェースを持つアプリケーションに対して影響が生じました。

    状況

    マイクロソフトではこの不具合を調査中です。

    回避策

    下記のレジストリ設定をご適用いただくことにより、本問題を回避いただくことが可能です。

    前述の Windows 10 ビルド 1709 (Fall Creators Update) における仕様変更の動作を無効化し、Windows 10 ビルド 1703 以前の動作に戻すための設定となりますので、他に副作用はございません。

     

    レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\CTF\Compatibility\<アプリケーション名>

    値の名前: Compatibility

    値の型: REG_DWORD

    : 0x00008000 (16)

    <アプリケーション名> の部分のレジストリキーには、現象が発生するアプリケーションを設定してください。

        例) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\CTF\Compatibility\iexplorer.exe

    ※ 上記のレジストリキーは、x64 版の Windows 10 上でアプリケーションが 32bit ビルドの場合の設定となります。

    x86 版の Windows 10 環境の場合、または、アプリケーションが 64bit ビルドの場合は下記のレジストリキーとなります。

    レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\CTF\Compatibility\<アプリケーション名>




    Friday, November 22, 2019 9:02 AM
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