none
WLK でのテストについて RRS feed

  • 質問

  • Multi-Function Printer の Windows Vista Logo を取得しようと考えています。

    1つのシリーズ内にたくさんのモデルが存在し、それぞれ異なるモデル名を持っているため、Device ID もモデルごとに異なる状態です。

     

    Logo 取得の申請を行うには WLK でテストする必要がありますが、すべてのモデルでテストをする必要があるのでしょうか?

    それとも代表的なモデル(一番機能の多いモデル)でテストを通せば、類似デバイスとして他のモデルはテストをスキップして申請できるものなのでしょうか?

     

    ドキュメントの中に 『ファミリ』 という概念があり、同等の構成のデバイスであれば代表モデルだけのテストで申請できるとも読めます。

    しかし、

    ・本当に同等の構成ならファミリとしてくくれるのか、

    ・ファミリの代表モデルだけのテストだけでよいのか、

    ・そもそも同等な構成とはどのくらいまで許容されるのか、

    といった点が良くわかりません。

     

    同等の構成のデバイス群をLogo認証に提出するためのノウハウについて書いてあるサイトまたはドキュメントがありましたら紹介していただけないでしょうか。

    よろしくお願いします。

    2013年4月8日 12:19

回答

  • サイトをご覧になられたとのことなので、私の経験から補足しますと、『ファミリ』に関してはまず、申請者がどのようにしたいのかを明確に決めておく必要があります。即ちかなり自由度があるので、その中でどの様に対応するのかは、申請者の方針次第です。「認定」プログラムですから、プログラムは申請内容に対してだけ判断します。

    『ファミリ』に含まれるかどうかの判断基準として、INFファイル内記載の「Hardware ID」があります。

    http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/ff546152(v=vs.85).aspx

    Hardware IDが異なるのであれば、各Hardware ID毎にテストが必要です。逆に「Hardware ID」が同じであれば、その「Hardware ID」に関する機能は同等であるとみなすことができます。つまり、見かけ上は機能や外観がかなり異なる機器であっても、「Hardware ID」が同じであれば『ファミリ』に含まれると主張して、その中で申請者の都合がよい1機種に対してテストを行えば良いということも、申請の仕方によって意図的に可能です。

    さらには「Hardware ID」は用件を満たせば自由に付けることができますし、1つのINFファイルに複数の「Hardware ID」を含める事や、複合デバイスの様に1つのデバイスが複数の「Hardware ID」持つことも可能です。

    この様な自由度がある中で、どのようにファミリ分けをして認証を取得したいのか?という方針を決めるのは申請者です。

    例えばテスト量をなるべく少なくしたいと考えた場合、極端な方策としては該当デバイスに全て同じ「Hardware ID」を付けます。Windowsドライバは「Hardware ID」または「Compatible ID」を調べてからインストールしますから、全て同じ「Hardware ID」を付けて機能が異なるデバイスを同一ドライバで動作させるにはそれなりの技術が必要です。もしかすると一部のモデルでは正しく動作しないかも知れません。しかし申請時のテストは<ファミリの概念を無理やり拡張して>都合が良い1機種でだけすれば良いので、テスト量や費用を削減することができます。このようにして費用や工数をケチってファミリでの認証を取得した場合、後で困るのは申請者(メーカー)であり、またエンドユーザーであるという点に注意して下さい。

    さらにこのようにしてファミリを拡大解釈して認証を取得した製品では、フィールドで問題を発生した時に詳細モデル型式がWER(Windows Error Report) で区別が付かないとか、下記互換性センターのページで各モデルの互換性があるかどうかを探し難いという問題もあります。

    http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/compatibility/win8/CompatCenter/Home

    認証をする目的は、マイクロソフト社からのお墨付きやドライバの署名を(費用削減などの無理をしてでも)貰うことではなく、自社製品が正しく動作することを検証して、それを認定して貰うという事です。この事を頭に置くと、通常は自然と「ファミリ」分け(申請)の方法(アイデア)が出てくるはずです。

    また上記とは逆に、なるべく細分化して各モデルを管理したい場合には、製品モデル別に異なる「Hardware ID」を付ける事も勿論可能です。ドライババイナリは共有化することが出来ますが、認証を取得する場合には各モデル毎にテストと申請が必要です。

    世の中の実態としては各メーカーがそれぞれ判断して、これらの中間的な対応が取られている様子です。上記の互換性センターのページの記載の各製品事例が参考になるかも知れません。

    いずれにしても、『ファミリ』の解釈とテスト方法に関しては、最初の質問でご指摘の通り曖昧な部分があるので、具体的に判断基準が問題となりそうで、ご自身で判断できない課題を抱えられている場合には、

    http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/gg487491

    の認定プログラムのサポート連絡先

    Windows 認定プログラムのお問い合わせ先
    sysdev@microsoft.com

    に問い合わせるのが良いと思います。私はここ最近は経験してないので確かではありませんが、以前は問い合わせ受付後、国内の担当者から日本語で連絡があって直接アドバイスを貰う事が出来ました。実際に製品開発中で認証取得を目的とした質問に対しては、無料で対応して貰えるはずです。

    • 回答としてマーク psn2010 2013年4月25日 4:28
    2013年4月23日 15:11
    モデレータ

すべての返信

  • psn2010 さん、こんにちは
    フォーラム オペレーターの星 睦美です。

    Windows ハードウェア デベロッパー センターWindows ハードウェア認定に関するページが公開されていますのでご紹介します。今回の質問には以下のガイドが参考になるのではと思います。

    Windows ロゴ申請 Step-by-Step ガイド:

    Windows Vista ロゴ に関して、上記のStep-by-Step ガイドのページに"•Windows Vista ロゴ プログラムは、2012 年 5 月 31 日で終了しました。Unclassified プログラムにより、CAT ファイルを申請することはできます。" とあります。

    Unclassified 署名プログラム:

    こちらの情報がお役にたちましたら幸いです。


    日本マイクロソフト株式会社 フォーラム オペレーター 星 睦美


    2013年4月15日 7:56
  • 星さん、こんにちは。
    回答ありがとうございます。

     

    マイクロソフト様はドキュメントをしっかり用意していただけているため、非常に助かります。
    が、その量が多いため、読んだつもりでも見落としている場合が多いです。
    Win Vista は1年前に終わっていたのですね。。。
    Step-by-Step ガイドはダウンロードして読みましたが、修正履歴の下の方に最新の情報が載っているとは思いませんでした。
    ページは最後まで読まないといけませんね。

     

    紹介していただいたページは一通り読んでいるつもりですが、『ファミリ』やテストの削減方法に関して具体的な説明がどこかにないでしょうか?

     

    以上、よろしくお願いします。

    2013年4月22日 2:04
  • サイトをご覧になられたとのことなので、私の経験から補足しますと、『ファミリ』に関してはまず、申請者がどのようにしたいのかを明確に決めておく必要があります。即ちかなり自由度があるので、その中でどの様に対応するのかは、申請者の方針次第です。「認定」プログラムですから、プログラムは申請内容に対してだけ判断します。

    『ファミリ』に含まれるかどうかの判断基準として、INFファイル内記載の「Hardware ID」があります。

    http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/ff546152(v=vs.85).aspx

    Hardware IDが異なるのであれば、各Hardware ID毎にテストが必要です。逆に「Hardware ID」が同じであれば、その「Hardware ID」に関する機能は同等であるとみなすことができます。つまり、見かけ上は機能や外観がかなり異なる機器であっても、「Hardware ID」が同じであれば『ファミリ』に含まれると主張して、その中で申請者の都合がよい1機種に対してテストを行えば良いということも、申請の仕方によって意図的に可能です。

    さらには「Hardware ID」は用件を満たせば自由に付けることができますし、1つのINFファイルに複数の「Hardware ID」を含める事や、複合デバイスの様に1つのデバイスが複数の「Hardware ID」持つことも可能です。

    この様な自由度がある中で、どのようにファミリ分けをして認証を取得したいのか?という方針を決めるのは申請者です。

    例えばテスト量をなるべく少なくしたいと考えた場合、極端な方策としては該当デバイスに全て同じ「Hardware ID」を付けます。Windowsドライバは「Hardware ID」または「Compatible ID」を調べてからインストールしますから、全て同じ「Hardware ID」を付けて機能が異なるデバイスを同一ドライバで動作させるにはそれなりの技術が必要です。もしかすると一部のモデルでは正しく動作しないかも知れません。しかし申請時のテストは<ファミリの概念を無理やり拡張して>都合が良い1機種でだけすれば良いので、テスト量や費用を削減することができます。このようにして費用や工数をケチってファミリでの認証を取得した場合、後で困るのは申請者(メーカー)であり、またエンドユーザーであるという点に注意して下さい。

    さらにこのようにしてファミリを拡大解釈して認証を取得した製品では、フィールドで問題を発生した時に詳細モデル型式がWER(Windows Error Report) で区別が付かないとか、下記互換性センターのページで各モデルの互換性があるかどうかを探し難いという問題もあります。

    http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/compatibility/win8/CompatCenter/Home

    認証をする目的は、マイクロソフト社からのお墨付きやドライバの署名を(費用削減などの無理をしてでも)貰うことではなく、自社製品が正しく動作することを検証して、それを認定して貰うという事です。この事を頭に置くと、通常は自然と「ファミリ」分け(申請)の方法(アイデア)が出てくるはずです。

    また上記とは逆に、なるべく細分化して各モデルを管理したい場合には、製品モデル別に異なる「Hardware ID」を付ける事も勿論可能です。ドライババイナリは共有化することが出来ますが、認証を取得する場合には各モデル毎にテストと申請が必要です。

    世の中の実態としては各メーカーがそれぞれ判断して、これらの中間的な対応が取られている様子です。上記の互換性センターのページの記載の各製品事例が参考になるかも知れません。

    いずれにしても、『ファミリ』の解釈とテスト方法に関しては、最初の質問でご指摘の通り曖昧な部分があるので、具体的に判断基準が問題となりそうで、ご自身で判断できない課題を抱えられている場合には、

    http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/gg487491

    の認定プログラムのサポート連絡先

    Windows 認定プログラムのお問い合わせ先
    sysdev@microsoft.com

    に問い合わせるのが良いと思います。私はここ最近は経験してないので確かではありませんが、以前は問い合わせ受付後、国内の担当者から日本語で連絡があって直接アドバイスを貰う事が出来ました。実際に製品開発中で認証取得を目的とした質問に対しては、無料で対応して貰えるはずです。

    • 回答としてマーク psn2010 2013年4月25日 4:28
    2013年4月23日 15:11
    モデレータ
  • Hidaka さん、回答ありがとうございます。

     

    やはり、Hardware ID が異なればテストは必要なのでしょうか...
    Hidakaさんのおっしゃる通り、仕向による機能差や、メンテナンスなどを考えると Hardware ID は違うものにしておきたいです。

     

    私の対象はMFPなのですが、WHCK のテスト内容を見ると、1回に90時間くらいかかります。
    OSやI/Fの組み合わせを考えると1モデルでもすごい時間かかります。

    これが、10モデルもあると。。。

     

    「Windows 認定プログラムのポリシーとプロセス」
    http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/hh852370.aspx

    の P.26 「追加の注意、説明、プロセス」を見ると、以下のように書かれてます。

    すべてのハードウェア/ドライバーの組み合わせでの認定取得に必要なテストを簡略化
    してテスト量を軽減する目的で、デバイスのテスト範囲計画には "互いに同一と見な
    されるデバイスどうしは、デバイス ファミリである" というルールが適用されていま
    す。特定のドライバーで INF ファイルに 100 個の一意の PnP ID があったとしても、
    これらのデバイス テスト ポリシーを適用すると、デバイス/ドライバーの組み合わせ
    に対して完全なテスト範囲を達成するには、10 個のデバイスしかテストする必要がな
    いことに気付く場合があります。

    この感じからすると、Hardware ID が異なっても、ファミリに含まれるすべての機能がテストできれば、各HIDごとのテストは不要なように読めます。

     

    もう少し調べてみます。

    ありがとうございました。

     

    ちなみに、sysdev@microsoft.com には2件問い合わせました。
    1件はすぐにアメリカから返事がきましたが、本内容に関するメールには返信が来ませんでした。(2回メールしたのですけど。。。)


    • 編集済み psn2010 2013年4月25日 4:40
    2013年4月25日 4:26