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Azureの料金について

質問
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お世話になります。
IO-DATA製のNASで、Windows Storage Server搭載のものを購入したいと
考えております。当該NASに、「クローンfor Windows」というソフトをインストールすることにより
AzureもしくはAmazon S3と連携できるようになり、NASのデータをバックアップできる
ようです。で、Azureのサイトを覗いてみましたが、料金体系がいまいち理解できず。。
こちらの料金計算のページに「ストレージトランザクション」という項目がありますが、
これはどういった意味になるのでしょうか。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/ちなみに、NASは1TB×2のRAID1なので、MAXで1TBとなります。
料金としては、・保管したデータ量 ← MAXでも1TB
(+選択した冗長化オプションで1GBの単価が異なる)・ストレージトランザクション ← ???
・送信データ転送の量 ← 受信は無料、送信は5GBまでは無料で、5GB以上は有料
を合算した金額という認識でよいのでしょうか。ちなみに、NASのバックアップ領域として使うので、基本的には「送信データ転送の量」
については【受信=Azureデータセンターに入ってくるデータ】になるかと思うので
無料・・ということになるのでしょうか。
なお、料金の支払い方法はどのようなものがございますでしょうか。
ご教示の程、宜しくお願い致します。- 編集済み nao216 2016年3月29日 11:02
回答
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「ストレージトランザクション」という項目がありますが、これはどういった意味になるのでしょうか。
単純に言ってしまうと Azure Storage に対する読み取り、書き込み操作の回数です。
ですのでどの間隔でバックアップを取るかに依存してきます。
こちらのページにストレージトランザクションの説明がまとめられておりました。
https://blogs.msdn.microsoft.com/shozoa/2011/12/04/azure-storage-analytics/
REST API を発行するたびに 1 トランザクションカウントされ、大きなファイルをアップロードすると 4 MB 単位ずつ分割されカウントされます。
なので例えば、400 GB のファイルをアップロードすると4 MB x 約 100,000 ブロックに分割されるので少なくとも 1 ユニット(0.3672 円)と概算できます。※
※「クローン for Windows」の仕様にもよりますが、実際にはアップロードに必要な他の REST API が発行されるはずなので上記の概算より高くなると思います。
※「クローン for Windows」のマニュアル「Microsoft Azure への同期に関する注意」によると「アップロード可能なファイルは、1ファイル200GBまでです。」と記載されておりました。上記の計算はあくまでご参考にして頂く為のものです。
料金としては、
・保管したデータ量 ← MAXでも1TB
(+選択した冗長化オプションで1GBの単価が異なる)
・ストレージトランザクション ← ???
・送信データ転送の量 ← 受信は無料、送信は5GBまでは無料で、5GB以上は有料
を合算した金額という認識でよいのでしょうか。正しいと思います。下記のページによりますと「価格は、使用したストレージ容量、選択されているレプリケーション オプション、サービスに対する要求の数、および送信データ転送の 4 つの要素に基づいて課金されます。」とありました。
参考サイト: Microsoft Azure Storage の概要
料金の支払い方法はどのようなものがございますでしょうか。
料金の支払い方法ですが、以下の二つがあるようです。
- クレジットカードによる引き落とし
- 請求書をもとにした銀行振り込み
参考サイト: 請求書払いへの変更申し込みについて
以上参考になりましたら幸いです。
- 回答の候補に設定 kogesakaMVP 2016年3月30日 0:15
- 回答としてマーク 星 睦美 2016年4月4日 5:16
-
試しに1GBのファイルを「Azure Storage Explorer」にてアップロードしてみたところ、
BLOBのリクエスト回数は、259回でした。
259 x 400 回 = 103,600 なので1ユニットより多少多いですね。
(同じ400GBでもファイル数が多くなるとリクエストの数も多くなるのかなと思われます。)1回のバックアップで3ユニット=毎日バックアップしたとして3×30日=90ユニット=約33円・・・ってことになるのでしょうか。
理想的にはそのくらいになるのかなと思いますが、どのようなAPIを発行しているか読めないため断定しかねます。すみませんが予めご了承ください。
- 回答としてマーク nao216 2016年4月5日 2:30
すべての返信
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「ストレージトランザクション」という項目がありますが、これはどういった意味になるのでしょうか。
単純に言ってしまうと Azure Storage に対する読み取り、書き込み操作の回数です。
ですのでどの間隔でバックアップを取るかに依存してきます。
こちらのページにストレージトランザクションの説明がまとめられておりました。
https://blogs.msdn.microsoft.com/shozoa/2011/12/04/azure-storage-analytics/
REST API を発行するたびに 1 トランザクションカウントされ、大きなファイルをアップロードすると 4 MB 単位ずつ分割されカウントされます。
なので例えば、400 GB のファイルをアップロードすると4 MB x 約 100,000 ブロックに分割されるので少なくとも 1 ユニット(0.3672 円)と概算できます。※
※「クローン for Windows」の仕様にもよりますが、実際にはアップロードに必要な他の REST API が発行されるはずなので上記の概算より高くなると思います。
※「クローン for Windows」のマニュアル「Microsoft Azure への同期に関する注意」によると「アップロード可能なファイルは、1ファイル200GBまでです。」と記載されておりました。上記の計算はあくまでご参考にして頂く為のものです。
料金としては、
・保管したデータ量 ← MAXでも1TB
(+選択した冗長化オプションで1GBの単価が異なる)
・ストレージトランザクション ← ???
・送信データ転送の量 ← 受信は無料、送信は5GBまでは無料で、5GB以上は有料
を合算した金額という認識でよいのでしょうか。正しいと思います。下記のページによりますと「価格は、使用したストレージ容量、選択されているレプリケーション オプション、サービスに対する要求の数、および送信データ転送の 4 つの要素に基づいて課金されます。」とありました。
参考サイト: Microsoft Azure Storage の概要
料金の支払い方法はどのようなものがございますでしょうか。
料金の支払い方法ですが、以下の二つがあるようです。
- クレジットカードによる引き落とし
- 請求書をもとにした銀行振り込み
参考サイト: 請求書払いへの変更申し込みについて
以上参考になりましたら幸いです。
- 回答の候補に設定 kogesakaMVP 2016年3月30日 0:15
- 回答としてマーク 星 睦美 2016年4月4日 5:16
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kenjinoteさま
ご回答ありがとうございます。
また、返信が遅くなり申し訳ございません。例に書いて頂いた「400 GB のファイルをアップロードすると」についてですが、
例えば、1GBのファイルを400ファイル(トータル400GB)のケースも同じ計算で
宜しいのでしょうか。IO-DATAに確認したところ、「クローンfor Windows」を使ってバックアップすると
そのファイルそのままの状態でAzureに保存されるそうです。
※要するに圧縮等されない当該NASは使用容量が1TBなのですが(1TB×2のRAID1)、フルでデータが
入っていたとして、そのデータをバックアップする場合、大目に見積もっても
1回のバックアップで3ユニット=毎日バックアップしたとして3×30日=90ユニット
=約33円・・・ってことになるのでしょうか。
↑ストレージトランザクションだけの料金 -
試しに1GBのファイルを「Azure Storage Explorer」にてアップロードしてみたところ、
BLOBのリクエスト回数は、259回でした。
259 x 400 回 = 103,600 なので1ユニットより多少多いですね。
(同じ400GBでもファイル数が多くなるとリクエストの数も多くなるのかなと思われます。)1回のバックアップで3ユニット=毎日バックアップしたとして3×30日=90ユニット=約33円・・・ってことになるのでしょうか。
理想的にはそのくらいになるのかなと思いますが、どのようなAPIを発行しているか読めないため断定しかねます。すみませんが予めご了承ください。
- 回答としてマーク nao216 2016年4月5日 2:30