MFCでアプリケーションを開発しておりますが、
CComboBoxクラスの挙動が、Windows10になると異なります。
MFCはスタブライブラリを使用しています。
ツールバーにコンボボックス(エディット可)をのせて、CViewにWM_KEYDOWNがきたとき、
ツールーバーのコンボボックスに渡すようにしています。
void CToolbarCmbView::OnKeyDown(UINT nChar, UINT nRepCnt, UINT nFlags)
{
// TODO: ここにメッセージ ハンドラ コードを追加するか、既定の処理を呼び出します。
CMainFrame* pMainFrame = dynamic_cast<CMainFrame*>(AfxGetApp()->GetMainWnd());
pMainFrame->m_cmbboBox.SetFocus();
pMainFrame->m_cmbboBox.PostMessage( WM_KEYDOWN, nChar, MAKEWPARAM(nRepCnt, nFlags) );
CView::OnKeyDown(nChar, nRepCnt, nFlags);
}
VC++2008,VC++2010,VC++2015でコンパイルしたものでテストしましたが、
すべて同じ結果でした。
■テスト内容
IMEが全角モードになっていることと、CViewにフォーカスがある前提で、
「A」キーを押したときの挙動を、各OSで確認してみました。
コンボボックスにはキャレットはない状態。。。
■Windows7、Windows8.1の場合
コンボボックス内の文字が選択され、「あ」が表示されている。

■Windows10の場合
コンボボックス内の文字が選択されるのみ。
※再度、「A」キーを入力すると「あ」が表示される。

仕様が変更されたのでしょうか。