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DRMについて RRS feed

  • 質問

  • SilverLight発表当初は"PlayReady"という新しいDRM技術が提供されるとアナウンスされていたと思います。

     

     

     

    現時点で、PlayReadyについては一般開発者向けには資料やベータ版などはなく、2008年中にSilverLight2.0クライアント向けに提供される予定だと認識しています。

     

    ただ、SilverLightをつかって映像配信をしている事業者にとっては、Windows/Mac問わずに配信できるとはいえ不正に映像をコピーされるのを恐れています。

    ※一部のサイト(asahi.comなど)は高画質な映像をDRM保護なしの状態で配信していますが・・・。

     

     

     

    そこで、PlayReadyの代わりに、ネット映像配信のDRM技術としては業界デファクトスタンダードといえる、WindowsMediaDRMをSilverLight2.0でサポートするという話が出てきた様子です。

     

    一部のメディアやブログでは、現行のSilverLight2.0クライアント(Ver2.0.30336.2)でサポートされているかのような表現もみかけますが、SilverLightのホームページ( http://silverlight.net/ )やMSDN該当ページ( http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/cc189007(vs.95).aspx )においても、WindowsMediaDRMをサポートしたという記述は見当たりません。

     

     

     

    私のテスト環境において、

     

    (1)ExpressionEncoder1.0をつかってWMVファイル(test.wmv)を生成

    (2)SilverLight2.0クライアントで問題なく再生できる事を確認

    (3)WMVファイルに .wmv の拡張子を加えて、WindowsMedaDRM(Ver10.1.2)でDRM保護処理後、 .wmv拡張子を削除

    (4)WMVファイルをDRM保護したファイルと入れ替え

    (5)SilverLight2.0クライアント環境で再生しようとすると、ブラウザ(IE7)が「メディア'test'を読み込めません」とエラーメッセージを表示して動作停止

     

    となることを確認しており、

     

     

     

    また、無料でSilverLightストリーミングが試せる Microsoft SilverLight Streaming ( http://silverlight.live.com/ )においても、ビデオファイルアップロード時にDRM保護したWMVファイルを指定すると、エラーになることも確認しております。

     

     

     

     

    皆様の中でSilverLightを映像配信サービスに利用しようという方がいらっしゃいましたら、いかがでしょう?私の状態と同じでしょうか?

     

    また、Microsoft社のご担当者。SilverLight2.0で WindowsMediaDRM のサポートについて現状ステータスはどうなっているのでしょうか?

     

     

     

     

    WindowsMediaDRMのMicrosoftDiscussionニュースグループ( http://www.microsoft.com/communities/newsgroups/en-us/default.aspx?dg=microsoft.public.windowsmedia.drm&cat=en_US_ac3ead62-a93e-4e9f-9d47-a46b7a36dba3&lang=en&cr=US )において、ときどきWindowsMediaDRMの関する質問に回答したりしている関係上、その参加者から「何か知らないか?」「日本ではHD画質の映像が配信されているがDRMサポートしているのか?」など質問のメールを頂いており、回答保留しております。

     

    かなり情報が混乱しております。

     

     

     

     

     

    長文失礼致しました。

     

     

    2008.04.11  Satoru Koshiba

                         MicrosoftMVP DigitalMedia

                         satorukoshiba@hotmail.com

     

     

     

    2008年4月11日 7:27

回答

  •  

    現時点で最新の正式版であるSilverlight 1.0 はDRM保護に対応しておらず、Silverlight 2 (※次期バージョンの正式名称は、"Silverlight 2.0" から "Silverlight 2"へ変更されています)から、 DRMを活用したコンテンツ配信が可能になります。その際に利用する技術としては、従来WMVを保護するために適用されてきたWindows Media DRMではく、ご指摘のあったPlayReady”という新しいDRM技術が適用されます。

     

    SilverlightにおけるDRM活用については、PlayReadyが採用されること以外、詳細はアナウンスされておりません。しかし、近い将来にお伝えできるようになるかと思いますので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです。

     

    尚、現在ベータ版として公開されているSilverlight 2 Beta 1では、残念ながら、まだPlayReadyをお試しいただくことはできません。

     

    大した情報量ではないですが、ご参考までに、去る3/5-7にラスベガスで開催されたイベントMIX08のセッションの1つ、"Integrating Media in Silverlight Applications”にて、Silverlight向けDRMのPlayReadyや仕組みについての言及がありました。英語ですが、ストリーミングやスライドをこちらで確認いただくことができます。(右上の検索ボックスにセッション名を入力して検索すれば、一発で表示されます。)

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。

    2008年4月11日 11:50
  • ご返信が遅れて申し訳ございません。

    ご回答ありがとうございました!

     

    SilverlightにおけるDRM活用については、PlayReadyが採用されること以外、詳細はアナウンスされておりません

    しかし、近い将来にお伝えできるようになるかと思いますので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです。

     

    その後も色々と調べておりまして、下記のBBSにて 「PlayReadyは2008年中には出ない」 といった話が具体的な理由付きで書き込まれております。

    http://silverlight.net/forums/p/637/47233.aspx#47233

     

    日本においてSilverLightの映像配信・著作権保護部分については、公式HPとMicrosoftDiscussionの該当ニュースグループをを毎日チェックして何か気になる事があればこちらで随時質問させていただく以外、情報を入手する手段はないのでしょうか?

     

    英国BBCがTV放送のIP再送信用クライアントソフトを、SilverLight技術バージョンも用意するとニュースリリースしたり、国内でも何社かがSilverLightをつかってWindows/Mac問わずに著作権保護されたVODを開始するといったニュースリリースがいくつか出ております。

    それらは早期導入プログラム(RAP、、、でしたっけ?)などで開発中のSilverLight技術提供を受けて、プロトタイプを開発したりしているのでしょうか?

     

     

    長文失礼致します。

     

    よろしくお願いいたします。

     

       2008.04.17   Satoru Koshiba

    2008年4月17日 7:40
  • ご回答までにしばらく間が空いてしまい、すいません。

     

    参照されたサイトはマイクロソフトが運営しているものですが、フォーラムに関してはコミュニティサイトですので、こちらのフォーラム同様、マイクロソフトの正式な見解やコメントがなされているものではありません。(コメントされた方が、マイクロソフトの社員かどうかも不明ですしね?)

     

    SilverlightにおけるDRMに関して正式には、先日下記のプレスリリースが発表されています:http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/apr08/04-14SilverlightContentPR.mspx

     

    リリース時期については、Silverlight 2 のリリースに合わせて調整されるということになっています。まだ仕様も固まりきっていないと聞いていますし、DRMという機能の性質上、なかなか情報の公開には気を使っているということも実情かと思いますので、今しばらくは各サイトなどを確認いただき、時期がくるのをお待ちいただければと思います。

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。

    2008年4月25日 11:55
  • Silverlight 2 DRMソリューションについては、現時点で公式な情報を提示できるURLとしては、次のものがあります。

    http://www.microsoft.com/silverlight/overview/mediaDetail.aspx?index=4

     

    現時点で、開発中の部分もあり、詳細については、早期導入プログラムとして、マイクロソフト本社とSilverlight DRM preview programの契約を締結いただいた企業の担当者の方々に対してご提供するという形で対応を行っています。

    契約が必要になる理由は、コンテンツ保護というソリューションはその性格上、簡単に開示できるものではないからです。また、マイクロソフト社内においても情報は簡単にアクセスできず、厳重に管理されています。

     

    私自身がSilverlight 2 DRMソリューションを実際に手元の環境で実行しながら調査を行っているので、コンテンツ保護の機能が動いているということだけはお伝えできますが、まだ開示できる情報というのは非常に限られています。

     

    先のURLを踏まえて、現時点で書けることは次の通りです。別途、私のブログ(http://blogs.msdn.com/aonishi)にもまとめたいと思います。

     

    ・Windows Media DRMとPlayReadyの違い
     ライセンス発行における仕様や通信プロトコルなどがまったく違います。

     

    ・PlayReadyのサーバ
     ライセンス発行用のサーバの構築には、一般に公開されていないPlayReady Server SDKが必要です。
     SDKの入手には、企業レベルにおける契約書と、展開する規模に応じたライセンス費用が必要です。

    ・PlayReadyのクライアント
     Silverlight 2に含まれるPlayReadyのクライアントは、自動的には有効になりません。
     特定のサーバに接続し、"Individualization"という処理が必要で、PlayReadyのクライアントとして認可されていない

     Silverlight 2はPlayReadyと通信できません。

     

    ・既存のWindows Media DRM 10で保護されたコンテンツ再生について

     保護されたコンテンツの再生には、WM DRM10の適切なライセンスを受け取る処理が必要です。
     現時点のSilverlight 2 DRMでは、PlayReadyをベースにしているため、直接WM DRMのライセンス発行サーバを

     参照するわけではありません。

     

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。
    2008年5月1日 4:21

すべての返信

  •  

    現時点で最新の正式版であるSilverlight 1.0 はDRM保護に対応しておらず、Silverlight 2 (※次期バージョンの正式名称は、"Silverlight 2.0" から "Silverlight 2"へ変更されています)から、 DRMを活用したコンテンツ配信が可能になります。その際に利用する技術としては、従来WMVを保護するために適用されてきたWindows Media DRMではく、ご指摘のあったPlayReady”という新しいDRM技術が適用されます。

     

    SilverlightにおけるDRM活用については、PlayReadyが採用されること以外、詳細はアナウンスされておりません。しかし、近い将来にお伝えできるようになるかと思いますので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです。

     

    尚、現在ベータ版として公開されているSilverlight 2 Beta 1では、残念ながら、まだPlayReadyをお試しいただくことはできません。

     

    大した情報量ではないですが、ご参考までに、去る3/5-7にラスベガスで開催されたイベントMIX08のセッションの1つ、"Integrating Media in Silverlight Applications”にて、Silverlight向けDRMのPlayReadyや仕組みについての言及がありました。英語ですが、ストリーミングやスライドをこちらで確認いただくことができます。(右上の検索ボックスにセッション名を入力して検索すれば、一発で表示されます。)

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。

    2008年4月11日 11:50
  • ご返信が遅れて申し訳ございません。

    ご回答ありがとうございました!

     

    SilverlightにおけるDRM活用については、PlayReadyが採用されること以外、詳細はアナウンスされておりません

    しかし、近い将来にお伝えできるようになるかと思いますので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです。

     

    その後も色々と調べておりまして、下記のBBSにて 「PlayReadyは2008年中には出ない」 といった話が具体的な理由付きで書き込まれております。

    http://silverlight.net/forums/p/637/47233.aspx#47233

     

    日本においてSilverLightの映像配信・著作権保護部分については、公式HPとMicrosoftDiscussionの該当ニュースグループをを毎日チェックして何か気になる事があればこちらで随時質問させていただく以外、情報を入手する手段はないのでしょうか?

     

    英国BBCがTV放送のIP再送信用クライアントソフトを、SilverLight技術バージョンも用意するとニュースリリースしたり、国内でも何社かがSilverLightをつかってWindows/Mac問わずに著作権保護されたVODを開始するといったニュースリリースがいくつか出ております。

    それらは早期導入プログラム(RAP、、、でしたっけ?)などで開発中のSilverLight技術提供を受けて、プロトタイプを開発したりしているのでしょうか?

     

     

    長文失礼致します。

     

    よろしくお願いいたします。

     

       2008.04.17   Satoru Koshiba

    2008年4月17日 7:40
  • ご回答までにしばらく間が空いてしまい、すいません。

     

    参照されたサイトはマイクロソフトが運営しているものですが、フォーラムに関してはコミュニティサイトですので、こちらのフォーラム同様、マイクロソフトの正式な見解やコメントがなされているものではありません。(コメントされた方が、マイクロソフトの社員かどうかも不明ですしね?)

     

    SilverlightにおけるDRMに関して正式には、先日下記のプレスリリースが発表されています:http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/apr08/04-14SilverlightContentPR.mspx

     

    リリース時期については、Silverlight 2 のリリースに合わせて調整されるということになっています。まだ仕様も固まりきっていないと聞いていますし、DRMという機能の性質上、なかなか情報の公開には気を使っているということも実情かと思いますので、今しばらくは各サイトなどを確認いただき、時期がくるのをお待ちいただければと思います。

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。

    2008年4月25日 11:55
  • Silverlight 2 DRMソリューションについては、現時点で公式な情報を提示できるURLとしては、次のものがあります。

    http://www.microsoft.com/silverlight/overview/mediaDetail.aspx?index=4

     

    現時点で、開発中の部分もあり、詳細については、早期導入プログラムとして、マイクロソフト本社とSilverlight DRM preview programの契約を締結いただいた企業の担当者の方々に対してご提供するという形で対応を行っています。

    契約が必要になる理由は、コンテンツ保護というソリューションはその性格上、簡単に開示できるものではないからです。また、マイクロソフト社内においても情報は簡単にアクセスできず、厳重に管理されています。

     

    私自身がSilverlight 2 DRMソリューションを実際に手元の環境で実行しながら調査を行っているので、コンテンツ保護の機能が動いているということだけはお伝えできますが、まだ開示できる情報というのは非常に限られています。

     

    先のURLを踏まえて、現時点で書けることは次の通りです。別途、私のブログ(http://blogs.msdn.com/aonishi)にもまとめたいと思います。

     

    ・Windows Media DRMとPlayReadyの違い
     ライセンス発行における仕様や通信プロトコルなどがまったく違います。

     

    ・PlayReadyのサーバ
     ライセンス発行用のサーバの構築には、一般に公開されていないPlayReady Server SDKが必要です。
     SDKの入手には、企業レベルにおける契約書と、展開する規模に応じたライセンス費用が必要です。

    ・PlayReadyのクライアント
     Silverlight 2に含まれるPlayReadyのクライアントは、自動的には有効になりません。
     特定のサーバに接続し、"Individualization"という処理が必要で、PlayReadyのクライアントとして認可されていない

     Silverlight 2はPlayReadyと通信できません。

     

    ・既存のWindows Media DRM 10で保護されたコンテンツ再生について

     保護されたコンテンツの再生には、WM DRM10の適切なライセンスを受け取る処理が必要です。
     現時点のSilverlight 2 DRMでは、PlayReadyをベースにしているため、直接WM DRMのライセンス発行サーバを

     参照するわけではありません。

     

     

    この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。
    2008年5月1日 4:21
  • Silverlight 2のランタイム正式版がリリースされましたが、PlayReadyについての情報やSilverlightでのDRMの実装方法などを
    解説している日本語のドキュメントなどはありますでしょうか?
    Webで検索しても、まだほとんど見当たらないようです。
    2008年11月6日 5:40
  • Silverlight DRMの実装について、Silverlight側は次のドキュメントがあります。まだ日本語翻訳版は登録されていません。

    http://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc838192(VS.95).aspx

     

    PlayReady Server SDKを入手できる契約を締結したお客様に対しては、Document Packという形で詳細な英文ドキュメントが提供されています。またPlayReadyに関することやSilverlight DRMの実装に伴う日本語のドキュメントは私が作成したものについては手元にはありますが、一般には公開していません。

    理由は、現時点でPlayReady Server SDKの入手が無償ではなく、有償の契約であり、インターネットに展開しても有効ではないのと、PlayReady Server 1.2の正式リリースをまたないとSilverlight DRMの機能がすべて使えないためです。このため、たとえ英語であってもドキュメントはWebに展開されておりません。

     

    おそらく近いうちにはPlayReady Server 1.2が正式リリースされ、年内には契約の下で評価版の提供が行われると聞いています。

    評価版が登場した後は、Silverlight DRM展開ガイドを日本語で提供できる可能性があると考えています。

     


     この投稿は現状のまま何の保証もなく掲載しているものであり、何らかの権利を許諾するものでもありません。コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。詳しくは http://www.microsoft.com/japan/communities/msp.mspx をご覧ください。

     

    2008年11月6日 15:05