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microsoft.ace.oledb.12.0とmicrosoft.ace.oledb.16.0の違い

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回答
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UG suzukiさん、こんにちは。フォーラムオペレーターのHarukaです。
MSDNフォーラムにご投稿くださいましてありがとうございます。
一般に、
「microsoft.ace.oledb.12.0」は、「Microsoft Accessデータベースエンジン2010再配布可能」と共に使用され、Office 2010に対応しています。
「Microsoft.ACE.OLEDB.16.0」は、「Microsoft Accessデータベースエンジン2016再頒布可能」と共に使用され、Office 2016に対応しています。
このリンクhttps://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=54920は、
OLEDBを使用しているアプリケーション開発者であれば、ConnectionStringプロパティのProvider引数を“ Microsoft.ACE.OLEDB.12.0”に設定することを示しています。
「Microsoft Accessデータベースエンジン2016再配布可能」と共に「microsoft.ace.oledb.12.0」を使用できるようです。どうぞよろしくお願いします。
MSDN/ TechNet Community Support Haruka
ご協力くださいますようお願いいたします。また、MSDNサポートに賛辞や苦情がある場合は、MSDNFSF@microsoft.comまでお気軽にお問い合わせください。~- 回答としてマーク UG suzuki 2019年1月24日 4:32
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> microsoft.ace.oledb.12.0とmicrosoft.ace.oledb.16.0は何が違うのでしょうか。
前者には 32-bit 版しかなくて、後者には 32/64-bit 版両方があることでしょうか。
64-bit 版をインストールすると、以下の記事の画像にあるような Visual Studio から Access への接続ができない点が、開発の時に一番問題になるかと思います。
Access 2007 の DB を利用するアプリ開発
http://surferonwww.info/BlogEngine/post/2011/11/08/Development-of-application-which-uses-accdb-file-of-Access-2007.aspx
さらに、32-bit 版の ACE と 64-bit 版の ACE は同じ PC 内で共存できないことは、開発と運用両方の面で問題になるかもしれません。(裏技的な方法で共存させる方法はあるそうですが、あくまで裏技)
なお、前者は Office 2007 に同梱されている(2010 用は別にある)、もしくは以下のサイトから単独でダウンロードできるものです。
2007 Office system ドライバ: データ接続コンポーネント
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=23734
2007 用の ACE でアプリから Access にアクセスする際の Access 2010 以降に対して 100% コンパティビリティがあるかどうかは分かりません。(自分が知る限り、問題があったという話は聞かないですが)
(Haruka6002 さんが紹介されたダウンロードサイトの説明「If you are an application developer using OLEDB, set the Provider argument of the ConnectionString property to “Microsoft.ACE.OLEDB.12.0”」は、たぶん、私が上に紹介した 2007 Office system ドライバの英語版ダウンロードサイトの記述をそのままコピペしたものと思います)- 回答としてマーク UG suzuki 2019年1月24日 4:32
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UG suzukiさん、こんにちは。フォーラムオペレーターのHarukaです。
MSDNフォーラムにご投稿くださいましてありがとうございます。
一般に、
「microsoft.ace.oledb.12.0」は、「Microsoft Accessデータベースエンジン2010再配布可能」と共に使用され、Office 2010に対応しています。
「Microsoft.ACE.OLEDB.16.0」は、「Microsoft Accessデータベースエンジン2016再頒布可能」と共に使用され、Office 2016に対応しています。
このリンクhttps://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=54920は、
OLEDBを使用しているアプリケーション開発者であれば、ConnectionStringプロパティのProvider引数を“ Microsoft.ACE.OLEDB.12.0”に設定することを示しています。
「Microsoft Accessデータベースエンジン2016再配布可能」と共に「microsoft.ace.oledb.12.0」を使用できるようです。どうぞよろしくお願いします。
MSDN/ TechNet Community Support Haruka
ご協力くださいますようお願いいたします。また、MSDNサポートに賛辞や苦情がある場合は、MSDNFSF@microsoft.comまでお気軽にお問い合わせください。~- 回答としてマーク UG suzuki 2019年1月24日 4:32
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> microsoft.ace.oledb.12.0とmicrosoft.ace.oledb.16.0は何が違うのでしょうか。
前者には 32-bit 版しかなくて、後者には 32/64-bit 版両方があることでしょうか。
64-bit 版をインストールすると、以下の記事の画像にあるような Visual Studio から Access への接続ができない点が、開発の時に一番問題になるかと思います。
Access 2007 の DB を利用するアプリ開発
http://surferonwww.info/BlogEngine/post/2011/11/08/Development-of-application-which-uses-accdb-file-of-Access-2007.aspx
さらに、32-bit 版の ACE と 64-bit 版の ACE は同じ PC 内で共存できないことは、開発と運用両方の面で問題になるかもしれません。(裏技的な方法で共存させる方法はあるそうですが、あくまで裏技)
なお、前者は Office 2007 に同梱されている(2010 用は別にある)、もしくは以下のサイトから単独でダウンロードできるものです。
2007 Office system ドライバ: データ接続コンポーネント
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=23734
2007 用の ACE でアプリから Access にアクセスする際の Access 2010 以降に対して 100% コンパティビリティがあるかどうかは分かりません。(自分が知る限り、問題があったという話は聞かないですが)
(Haruka6002 さんが紹介されたダウンロードサイトの説明「If you are an application developer using OLEDB, set the Provider argument of the ConnectionString property to “Microsoft.ACE.OLEDB.12.0”」は、たぶん、私が上に紹介した 2007 Office system ドライバの英語版ダウンロードサイトの記述をそのままコピペしたものと思います)- 回答としてマーク UG suzuki 2019年1月24日 4:32