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Exchange キャッシュモードでの同期タイミング RRS feed

  • 質問

  • (この記事は 2015 年 7 月 7 日 に Outlook Support Team Blog JAPAN に投稿された同じタイトルの記事の再投稿です。)

    こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。

    キャッシュモードの Outlook 2013 では、キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると 15 秒後に同期を開始します。
    ただしその 15 秒間に次の変更が発生した場合は延期され、最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。
    また、Exchange サーバー上のメールボックス内のアイテムに対して変更が行われた場合は 5 秒後に同期が開始され、その間に複数の変更が発生した場合は同様に最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。この記事では、この同期の動作について説明します。


    キャッシュモードの Outlook では、アップロード タイマーとダウンロード タイマーという機能を使用して複数の変更が行われた場合にまとめて同期が行われるようにすることで、ネットワークを効率よく利用できるよう制御されています。


    ローカルにキャッシュされているアイテムに対して変更が行われた時 (アップロード タイマー)
    キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると、Outlook 2013 はアップロード タイマーを開始します。
    Outlook 2013 は既定ではアップロード タイマー 15 秒で同期を開始します。

    アップロード タイマーで 15 秒カウントされるまでの間に次の変更が行われなかった場合は同期を開始します。
    15 秒カウントされる前に次の変更が行われた場合はアップロード タイマーが再開されます。

    次の変更が行われなかった場合は、アップロード タイマーが 15 秒カウントされたタイミングで同期を開始しますが、
    その後も変更が繰り返された場合はその都度アップロード タイマーが再開され、
    最大待機時間 60 秒が経過するとすべての変更の同期を開始します。

    例:


    Exchange サーバー上のメールボックス内のアイテムに対して変更が行われた時 (ダウンロード タイマー)
    別のユーザーや PC などから Exchange サーバー上のメールボックス内のアイテムに対して変更が行われると、
    Exchange サーバーはただちに Outlook 2013 に通知します。
    Outlook 2013 は通知を受信するとダウンロード タイマーを開始します。

    Outlook 2013 は既定ではダウンロード タイマー 5 秒で同期を開始します。
    ダウンロード タイマーで 5 秒カウントされるまでの間に次の変更が行われなかった場合は同期が行われ、
    5 秒カウントされる前に次の変更が行われた場合はダウンロード タイマーが再開されます。

    次の変更が行われなかった場合は、ダウンロード タイマーが 5 秒カウントされたタイミングで同期を開始します。
    その後も変更が繰り返された場合はその都度ダウンロード タイマーが再開され、
    最大待機時間 60 秒が経過するとすべての変更の同期を開始します。

    例:


    アップロード タイマー・ダウンロード タイマーを制御する方法

    アップロード タイマー・ダウンロード タイマーに指定されている秒数は、
    以下のポリシーまたはレジストリを使用して変更することができます。

    ポリシー
    [ユーザーの構成] 内の [Microsoft Outlook 2013]-[アカウントの設定]-[Exchange]-[Exchange キャッシュモード] にある以下のポリシー


    [変更の同期を開始するまでの最長待機秒数を入力する][サーバーからの変更のダウンロードを開始するまでの待機秒数を入力する]
    [サーバーへの変更のアップロードを開始するまでの待機秒数を入力する]

    レジストリ
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Cached Mode
    Maximum (REG_DWORD)
    Download (REG_DWORD)
    Upload (REG_DWORD)

    Outlook のバージョンごとのタイマーの既定値




    参考資料
    以下の弊社 Web ページでも同期の動作について説明しています。
    以前のバージョンの Outlook の資料のみで申し訳ありませんが、基本的な同期の仕組みは Outlook 2013/2010 でも同じです。

    Exchange Server 2003 環境における Outlook 2003 の Exchange キャッシュ モードについて

    ※恐れ入りますが、上記の URL がアーカイブされましたため、現在は参照できません。

    (抜粋。Outlook 2003 についての記述であるため Download の既定値が異なります)
    この同期タイマの値は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Cached Mode レジストリ キーの下に次のレジストリ キーを作成して値を設定することにより変更できます。
    [Upload=dword:0000000f] (デフォルト値は 15 秒)
    [Download=dword:0000001e] (デフォルト値は 30 秒)
    [Maximum=dword:0000003c] (デフォルト値は 60 秒)


    Outlook 2007 で Exchange キャッシュ モードを構成する

    (抜粋)
    Exchange サーバーにすべての変更をアップロードするまでの最長待機秒数を指定します。
    Outlook での既定の最長待機秒数は 60 秒です。
    次の手順は、既定のアップロード タイマと最長待機秒数タイマの関係を示しています。
    ・アップロード タイマで 15 秒経過する間にローカルの変更が発生した場合、アップロード タイマが再起動します。
    ・15 秒経過する前に他のローカルな変更が発生しない場合、そのデータは Exchange サーバーと同期されます。
    ・15 秒経過する前に変更が継続して発生した場合、アップロード待機タイマの現在の秒数にかかわらず、すべての変更は 60 秒後に Exchange サーバー コンピュータに同期されます。


    本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

    2019年4月16日 3:54
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