Dim Index, i As Short
For i = 0 To Panel_Draw.Count - 1
If Panel_Draw(i).Name = ｔ.Name Then
Index = i
Exit For
End If
Next
PictureBoxのインスタンスによって、描画する中身は、若干違います。
Indexの値によって、描画プログラムが分岐する部分があります。
Count プロパティの型は As Integer ですので、それを As Short に縮小変換してはいけません。上記のコードだと、Option Strict On モードでコンパイルエラーになってしまうでしょう。（縮小変換する場合は、明示的な型変換が必要になります）
また先の回答でも述べましたが、Dictionary からループで Index を探す必要は無いと思います。
たとえば下記の一行を使えば、ループせずとも Index を逆引きすることができます。
Dim index = Me.Panel_Draw.First(Function(p) p.Value Is sender).Key
あるいはデザイン時（または実行時）に、個々の PictureBox の Tag プロパティに 0 や 1 といった数値を付与しておくという手もあります。
Dim pic = DirectCast(sender, PictureBox)
Dim index = CInt(pic.Tag) 'Tag プロパティに入れておいた値を Index として扱う
…とはいえ、そもそもの要件がSender から Index を得て、その Index を元に分岐させること」にあるのだとしたら、Dictionary の Keyと Value を逆にして管理した方が良いのではないでしょうか?
つまり、
Dictionary(Of Integer, PictureBox) ’ Index をキーにして、PictureBox を取り出す
とするのではなく、下記のようにします。
- Dictionary(Of String, Integer) 'PictureBox の Name をキーにして、Index を取り出す
- Dictionary(Of PictureBox, Integer) 'PictureBox そのものをキーにして、Index を取り出す
- Dictionary(Of Object, Integer) 'sender をキーにして、Index を取り出す
例：
Public Class Form1
Private Panel_Draw As Dictionary(Of PictureBox, Integer)
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
Me.Panel_Draw = New Dictionary(Of PictureBox, Integer)()
Me.Panel_Draw.Add(Me._Panel_Draw_0, 0)
Me.Panel_Draw.Add(Me._Panel_Draw_1, 1)
Me.Panel_Draw.Add(Me._Panel_Draw_2, 2)
Me.Panel_Draw.Add(Me._Panel_Draw_3, 3)
For Each pic In Me.Panel_Draw.Keys
AddHandler pic.Paint, AddressOf Me.Panel_Draw_Paint
Next
End Sub
Private Sub Panel_Draw_Paint(sender As Object, e As PaintEventArgs)
Dim pic = DirectCast(sender, PictureBox)
Dim index = Me.Panel_Draw(pic) '★探索ループ不要：PictureBox をキーにして Index を得る
Dim sf As New StringFormat() With {.Alignment = StringAlignment.Center, .LineAlignment = StringAlignment.Center}
Dim text As String = String.Format("#{0}" & vbCrLf & "{1}" & vbCrLf & "{2:HH:mm:ss.ffff}", index, pic.Name, Now)
e.Graphics.DrawString(text, pic.Font, Brushes.Red, pic.ClientRectangle, sf)
End Sub
End Class
PictureBox に描画するには、「BackgroundImage プロパティに画像を割りあてる」「Image プロパティに画像を割りあてる」「Paint イベントの e.Graphics に描画する」「PictureBox1.CreateGraphics() に描画する」「Graphics.FromHwnd(PictureBox1.Handle) に描画する」などがありますが、それぞれ使いどころが異なります。
自分で再描画タイミングをコントロールしたいような場合には、CreateGraphics や FromHwnd を使うこともありますが、一般的な Windows アプリではあまり使われません。
描画内容があまり変化しない画像では、BackgroundImage や Image を使い、拡大縮小やリアルタイムグラフなど、頻繁に再描画を必要とする場合には、Paint の e.Graphics を使います。
