WSHのWScript.Quit()が遅れる

Question

wsfファイルでVBScriptとJScriptを一緒に使ってみたのですが、Quit()を実行した際に、後続の異なるスクリプトエンジンを呼び出すscript要素の中身が少しだけ実行されてしまうようです。

これは私の環境が変なんでしょうか。 

<?xml version="1.0" ?>

<package>

<job id="job_main">

<script language="VBScript">

<![CDATA[

WScript.Quit 0

']]>

</script>

<script language="VBScript">

<![CDATA[

' もちろん実行されない

WScript.Echo "hello!"

']]>

</script>

<script language="JScript">

<![CDATA[

// なぜか少し実行された後にエラーになって中断

for (var i = 0; i < 40; ++i)

    WScript.Echo("hi! (" + i);

//]]>

</script>

</job>

</package>

エラーメッセージは

"""

スクリプト "dummy.wsf" の実行時間が制限時間を超えました。
スクリプトの実行は中止されました。

"""

というものです。

OSはWin10 homeです。

Answer 1

仕様について記された資料があるわけでは無いですが、実験結果からの自分の予想。

1. language が同じ物については結合して実行される。そのため、language="VBScript" は一つに統合され、Quit 後の 2 つ目の VBScript ブロックの実行がスキップされる。
2. language が異なるものは、上から順に実行される。Quit による終了処理中に未処理の script ブロックが現れると、今回のように処理途中で打ち切られる可能性がある。
3. language="VBScript" と language="VBS" は結合されず、別の種類のブロックとして扱われる可能性がある。同様に、language="JScript" と language="JavaScript" と language="JS" も別のブロックとして扱われる可能性がある。

Answer 2

検証ありがとうございます。

どの環境でもこうなってしまうんですね。