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Windows Server 2016 以降の WSUS で更新プログラムのダウンロードが 0% で進まない場合のチェックポイント RRS feed

  • 全般的な情報交換

  • みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

    今回は WSUS が使用するコンテンツ フォルダーである WsusContent フォルダー直下に web.config が作成された環境で生じる問題についてご紹介します。
    Windows Server 2016 以降の WSUS に接続するクライアントにおいて、更新プログラムのダウンロードが 0% で進まないという問題が発生した場合、 WsusContent フォルダー直下に web.config が作成されていないかチェックしてください。

    例えば、以下の手順を実施した Windows Server 2012 / 2012 R2 の WSUS の場合、WsusContent フォルダー直下に web.config が作成されます。

    WSUS サーバーからの Windows 10 のアップグレードの配信
    - 条件4.WSUS が動作する IIS の Web サイト配下の「Content」にて、 Windows 10 へのアップグレードに用いられる「.esd」形式のファイルの配信を許可する設定を追加していること

    この設定を行った Windows Server 2012 / 2012 R2 の WsusContent フォルダーを、そのまま Windows Server 2016 以降の WSUS に流用すると Windows Server 2016 以降の WSUS では、applicationHost.config にも同様の「.esd」形式のファイルの配信を許可する設定が既定で存在することで、競合状態となり問題が生じます。

    Windows Server 2016 以降においては、「.esd」形式のファイルの配信は許可される設定になっているので、機能更新プログラムを配信するために上記手順を実施した web.config が配置されている必要はありません。
    また、WSUS が動作する IIS の Web サイト配下の「Content」仮想ディレクトリに対して変更を加えることはサポート外の操作となりますので、上記のように web.config が作成されている場合は削除してください。
    (Windows Server 2012 / 2012 R2 の WSUS において、上記公開情報の手順によって「Content」仮想ディレクトリに対して変更を加えることはサポートされる操作です。)

    なお、本事象が原因かどうかにつきましては、以下の手順で確認できますので、ご参考ください。

    - 手順
    1. WsusContent フォルダー配下にある、任意のファイルのパスを確認します。

    2. WSUS サーバー上でブラウザを開き、以下の形式で URL にアクセスし、500.19 エラーが表示されるかご確認ください。

    http://localhost:8530/Content/<フォルダー名/<ファイル名>


    WSUSContent\web.config ファイルによるエラーであることがわかるエラー画面の場合、本事象が発生していると判断できます。

    (補足)

    ブラウザでアクセスしても上記のように詳細なエラー内容が確認できない場合、以下の手順を実施ください。

    ・以下の手順で Internet Explorer の簡易表示をオフにします。
    1. Internet Explorer を開き、インターネット オプションを開きます。
    2. [詳細設定] タブを開き、[ブラウズ] - [HTTP エラーメッセージを簡易表示する] をオフにして [OK] をクリックします。
    3. Internet Explorer を閉じて、再度開きます。

    ・WSUS サーバーで、サーバーマネージャーより、以下の IIS の機能を追加します。
    [Web サーバー (IIS)] - [Web サーバー] - [HTTP 共通機能] - [HTTP エラー]
    [Web サーバー (IIS)] - [Web サーバー] - [状態と診断] - [HTTP ログ]
    [Web サーバー (IIS)] - [Web サーバー] - [状態と診断] - [トレース]




    2021年3月18日 2:25
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