Silverlight 4 にて、COMの後始末について

Question

現在、Silverlight 4 Betaのelevated trustでの、COMオートメーションについて試してみています。


そこで疑問に思ったのですが……。

Silverlight 4のクラスライブラリのSystem.Runtime.InteropServices.Marshalクラスには、ReleaseComObjectが無いようです。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.runtime.interopservices.marshal_members%28VS.96%29.aspx


（Silverlightではない）.NetのマネージドコードからCOMを使う際は、たいていの場合『使い終わったら明示的にMarshal.ReleaseComObjectで参照カウンタを減らす』というのが必要だったと思うのですが、Silverlightでは事情が変わり、その必要が無いということでしょうか？

それともやはり、何らか他の似たような手段でそれを行う必要があったりするのでしょうか？




以上、よろしくお願いいたします。

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きよくらならみ

Answer 1

調べていて気がついたのですが、ComAutomationFactory.CreateObjectのリファレンスを良く見ると、これで生成されるCOMラッパーは.Net FrameworkのRCWと違ってIDisposableを実装したものになっていました。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.windows.interop.comautomationfactory.createobject%28VS.96%29.aspx

試しにusingでくくって書いてやると、普通にコンパイルも通り、（少なくとも表面上は）動作しました。
＃参照カウンタが実際にどうなっているかまでは解らないですが。

と言う事は、SilverlightのCOMラッパーは、今までのRCWと異なり、VB6の自動参照カウンタのような機能を内包している……ということなのでしょうか。



引き続き、何か情報がありましたらよろしくお願いいたします。

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きよくらならみ

Answer 2

Silverlight 4がベータ版なので、仕様変更の可能性がありますが、参考までに。

ComAutomationFactory.CreateObject/GetObjectメソッドは、ComAutomationMetaObjectProviderクラスを利用しているので、不要なオブジェクトは、nullを代入するか、Disposeメソッドを呼び出しておけばいいと思います。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ee519675(VS.96).aspx

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Answer 3

大西さん、ありがとうございます。

ご案内いただいたドキュメントを確認しました。
使用者は普通に（IDisposableの実装を使うものとして）使用＆後始末すれば良さそうですね。


おっしゃる通りまだベータですので、今後の動向も気にしながら触ってみたいと思います。


ありがとうございました。

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きよくらならみ