データバインディングの初期値

Question

WPFのBindingについて質問です。

XAMLのある要素のプロパティ値をBindingクラスのPath指定してデータバインディングさせようとしているのですが、

このPathの参照先がない場合は固定値(関数optional引数でいう既定値的なもの)、ある場合はその参照値を適用させたいです。

参照先が無い場合の固定値はxaml内で定義したいです。

例としては下記のような構造です。

<Grid>

<Label Content="文字列" Visibility={"Binding Path=Sample}"/>　　　<!--Sampleを定義しているファイルをプロジェクトに含めない場合がある--><!--Visibilityの既定値的なものをこの周辺で指定？-->

</Grid>

　このような構造でSampleがない場合、Visibilityを"Visible",　ある場合"Hidden"にするという感じです。

PriorityBindingではプロパティ値の変更方法が見出せませんでした。

何かしら解決方法を教えて頂けると助かります。よろしくお願いします。

Answer 1

ConverterとFallbackValueでどうとでもなりそうですが。

PriorityBindingではプロパティ値の変更方法が見出せませんでした。

これは、どういうバインディングを記述してどういう操作をしたときに、どういう動作を期待していたがどういう結果になったのか、全く分かりません。

Answer 2

まずPriorityBindingに対する私の認識としては、FallbackValue含め文字列を返すことしかできないと思っています。

記述としては

---->

<PriorityBinding FallbackValue="Visible">

<Binding Path="VisiblityValue" Converter="{StaticResource ValueConverter}" />

</PriorityBinding>

<-----

上記のBindingの結果を

<Grid>

<Label Content="文字列" Visibility={・・・}"/>　　　--- ①

</Grid>

①のVisibility=に設定したいのですが、方法が分かっておりません。（できればxamlのみの記述で）

動作としてはVisiblityValueがプロジェクト内で見つかれば（定義されていれば）、Visibility="Hidden"に、なければVisibility="Visible"になることを期待しております。

PriorityBindingサンプルは <TextBlock.Text>に対して利用しているものしか見つからなかったので、変更方法が見い出せないという表現を致しました。

Answer 3

まずPriorityBindingに対する私の認識としては、FallbackValue含め文字列を返すことしかできないと思っています。

任意のオブジェクトを指定できます。列挙体なら{x:Static Visibility.Hidden}のようにx:Staticマークアップ拡張を使用できます。

あるいはリソースに定義しておいて{StaticResource ...}を使用することもできます。

<Binding><Binding.FallbackValue><Visibility>Hidden</Visibility</Binding.FallbackValue>のような指定も可能です。

まあバインディングターゲットがVisibility型なら、文字列で記述しても暗黙に型変換を試みるので、単にHidden等と書いても列挙体の場合は問題ないですが。

さて、XAMLの中身は検証していませんが、バインディングをXAMLで表現できているのなら

<Label Content="文字列">
    <Label.Visibility>
        <PriorityBinding ...>

でいいんでは。

PriorityBindingサンプルは <TextBlock.Text>に対して利用しているものしか見つからなかったので、変更方法が見い出せないという表現を致しました。

何から何に変更するのかが分かりません……。

Answer 4

Hongliangさん

ありがとうございます。なにぶんxamlに関する知識が未熟なため、ご教授頂いたような記述法があることを知りませんでした。

動作として、希望の動作をさせることができました。

＞何から何に変更するのかが分かりません……。

　これはVisibilityの値をHidden←→Visibleに変更するという意味でした。