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SQL Server2008 Expressの最大クライアント数 RRS feed

  • 質問

  • SQL Serverの初心者です。
    どなたか、主題の件について教えていただきたくお願いいたします。

    1.SQL Server2008 Expressの最大クライアント数は、いくらでしょうか
    2.クライアント数とデータベースへの同時接続は同じでしょうか?
     また、データベースへの接続は、同じユーザーIDであればどうなるのでしょうか? 

    下記の開発を検討中です SQL Server2008 Expressが使用可能でしょうか

    1)機能:文書検索システム
    2)クライアントソフト:Excel ADO
    3)利用者数(同時接続数):10台のPC程度

    以上


    2009年8月17日 7:34

回答

  • こんにちは、nagino です。

    順に、ご質問の件から追っていきますが、その前に用語の整理を。
    文脈によって変わりますが、ここでは以下の通りということで宜しいでしょうか?
    ここに相違があると話が噛み合いませんので・・・。

    クライアント ⇒ SQL Server に接続を行うことがある PC(今接続しているとは限らない)
    クライアント数 ⇒ SQL Server に接続を行うことがある PC の数(今接続しているとは限らない)
    コネクション ⇒ 接続そのもの
    コネクション数 ⇒ 接続の数(1 台のクライアントから複数のコネクションを張る場合、クライアント数とコネクション数は一致しません)
    同時コネクション数 ⇒ SQL Server にある瞬間に接続しているコネクション数

    SQL Server が管理するのはコネクションで、クライアントは(乱暴に言えば)感知しません。
    処理もコネクションごと(正確にはその中のトランザクションごと)に個別に管理します。

    ●最大クライアント数について
    クライアント数に関しては、SQL Server は感知しません。
    コネクション数に関しては、SQL Server 2008 Express Edition でも制限が無かったはずです。
    ただ、コネクションを張るごとにメモリを使用するので、実際は無限に張れるわけではありませんが、メモリを 1G も積んでいれば 100 程度は十分いけるはずです。(※感覚値です)

    ●同時コネクション数について
    MSDE(SQL Server 2000 時代の Express Edition)では、ワークロードガバナという名前で同時コネクション数が制限されていました。
    ただ、2005 Express Edition の際に解除され、その後 2008 で復活したという話を聞きませんので、おそらく制限無いかと思います。
    2008 Express Edition に関しては、なんだか Technet が見辛くなってしまったので、これといった情報が見当たらないのですが・・・。
    以下は MSDE と 2005 の比較ですが、2005 の制限事項が分かります。(おそらく 2008 も同様)
    2008 は、制限が無いだけに、ドキュメントも無いようです。

    英語でよければ 2008 の情報も若干あります。
    表の右から 2 列目にありますが・・・ CPU や DB サイズのみの言及ですね。

    ●接続するユーザー ID について
    SQL Server では、接続時の認証に使われるユーザー ID は、権限のチェックと識別(ログへの記録などの際に使用する名前ということ)に使われます。
    データの処理はコネクション別に管理されます。
    そのため、同じユーザー ID であってもコネクションが異なれば、別の処理として扱われます。
    ですので、Web アプリケーションなどでは、1 つのユーザー ID しか使用しないケースもあります。

    ●検討されている環境について
    検討されている開発内容であれば小規模なものについては問題ありません。
    ただし、DB サイズやメモリの制限がありますので、大量のデータを格納するようなケースや、パフォーマンスを求められるようなケースでは、要件を満たせないことがありますのでご注意ください。
    特に、もし仮に文書自体を DB に格納するようであれば、DB サイズの制限が特に厳しいことになるかと思います。(共有フォルダのパスなど、位置情報だけを格納すれば大丈夫かと思います)

    あと、Express Edition を組み込んだ製品を販売する場合は、その形態によっては再配賦権に関する手続きが必要になることがありますので、ご注意ください。
    確か無償のはずですが、細かい条件などは・・・どこに確認するのでしょう? パートナーであればパートナーコールセンターが良さそうですが、そうでない場合はボリュームライセンスコールセンターではなさそうですし、とりあえずはカスタマーインフォメーションサポートセンターでしょうか・・・? ちょっとわかりませんが、正しい窓口を案内してくれるかもしれません。

    ちなみに再配賦権の登録は以下からできますが、英語です。



    最近ソリューション設計から離れて久しいので、間違っていたらフォローお願いします。


    MCITP(Database Developer/Database Administrator)
    • 回答としてマーク Nwaka 2009年8月24日 9:57
    2009年8月21日 2:04

すべての返信

  • こんにちは、nagino です。

    順に、ご質問の件から追っていきますが、その前に用語の整理を。
    文脈によって変わりますが、ここでは以下の通りということで宜しいでしょうか?
    ここに相違があると話が噛み合いませんので・・・。

    クライアント ⇒ SQL Server に接続を行うことがある PC(今接続しているとは限らない)
    クライアント数 ⇒ SQL Server に接続を行うことがある PC の数(今接続しているとは限らない)
    コネクション ⇒ 接続そのもの
    コネクション数 ⇒ 接続の数(1 台のクライアントから複数のコネクションを張る場合、クライアント数とコネクション数は一致しません)
    同時コネクション数 ⇒ SQL Server にある瞬間に接続しているコネクション数

    SQL Server が管理するのはコネクションで、クライアントは(乱暴に言えば)感知しません。
    処理もコネクションごと(正確にはその中のトランザクションごと)に個別に管理します。

    ●最大クライアント数について
    クライアント数に関しては、SQL Server は感知しません。
    コネクション数に関しては、SQL Server 2008 Express Edition でも制限が無かったはずです。
    ただ、コネクションを張るごとにメモリを使用するので、実際は無限に張れるわけではありませんが、メモリを 1G も積んでいれば 100 程度は十分いけるはずです。(※感覚値です)

    ●同時コネクション数について
    MSDE(SQL Server 2000 時代の Express Edition)では、ワークロードガバナという名前で同時コネクション数が制限されていました。
    ただ、2005 Express Edition の際に解除され、その後 2008 で復活したという話を聞きませんので、おそらく制限無いかと思います。
    2008 Express Edition に関しては、なんだか Technet が見辛くなってしまったので、これといった情報が見当たらないのですが・・・。
    以下は MSDE と 2005 の比較ですが、2005 の制限事項が分かります。(おそらく 2008 も同様)
    2008 は、制限が無いだけに、ドキュメントも無いようです。

    英語でよければ 2008 の情報も若干あります。
    表の右から 2 列目にありますが・・・ CPU や DB サイズのみの言及ですね。

    ●接続するユーザー ID について
    SQL Server では、接続時の認証に使われるユーザー ID は、権限のチェックと識別(ログへの記録などの際に使用する名前ということ)に使われます。
    データの処理はコネクション別に管理されます。
    そのため、同じユーザー ID であってもコネクションが異なれば、別の処理として扱われます。
    ですので、Web アプリケーションなどでは、1 つのユーザー ID しか使用しないケースもあります。

    ●検討されている環境について
    検討されている開発内容であれば小規模なものについては問題ありません。
    ただし、DB サイズやメモリの制限がありますので、大量のデータを格納するようなケースや、パフォーマンスを求められるようなケースでは、要件を満たせないことがありますのでご注意ください。
    特に、もし仮に文書自体を DB に格納するようであれば、DB サイズの制限が特に厳しいことになるかと思います。(共有フォルダのパスなど、位置情報だけを格納すれば大丈夫かと思います)

    あと、Express Edition を組み込んだ製品を販売する場合は、その形態によっては再配賦権に関する手続きが必要になることがありますので、ご注意ください。
    確か無償のはずですが、細かい条件などは・・・どこに確認するのでしょう? パートナーであればパートナーコールセンターが良さそうですが、そうでない場合はボリュームライセンスコールセンターではなさそうですし、とりあえずはカスタマーインフォメーションサポートセンターでしょうか・・・? ちょっとわかりませんが、正しい窓口を案内してくれるかもしれません。

    ちなみに再配賦権の登録は以下からできますが、英語です。



    最近ソリューション設計から離れて久しいので、間違っていたらフォローお願いします。


    MCITP(Database Developer/Database Administrator)
    • 回答としてマーク Nwaka 2009年8月24日 9:57
    2009年8月21日 2:04
  • Nagino様
      
     Nwakaです

      解りやすいご説明ありがとうございます。
      これで、もやもやが晴れ、安心して開発を進めることが出来ます。
      お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

     

    2009年8月24日 10:02