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Azureの企業利用は可能でしょうか?

質問
回答
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> Azureは、クラウドサービスなので、企業のデータを保管しない方がいいといわれています。
なぜ保管しない方がよいと言われていたのか、その背景はご存じですか?
JSOX法の施行にあわせて国内でも内部統制が求められるようになりました。基幹業務上のデータやシステムを社外に委託する場合には、委託先についても監査する事が求められます。物理サーバーを預けている場合には、その管理状況などを監査する事も可能ですが、クラウドとなると手のつけようがありませんでした。委託先から18号報告書などを取得することで監査に代替することも出来るのですが、クラウドの黎明期には対応するクラウドサービスがありませんでした。現在はSSAE16等の報告書を入手できるので、この問題は解決しています。
もう一つは法律上の懸念です。サーバーが海外に設置されている場合、設置先の法律が適用される可能性があります。国内では合法とされているデータであっても設置先法律で禁止されていれば問題となる可能性が懸念されていました。またハイテク製品の設計図など海外へのデータ持ち出し自体が違法となる場合も考えられました。現在は日本国内にデータセンターが設置されているので、この問題も解決しています。甕星
- 回答としてマーク 星 睦美 2015年9月28日 6:09
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フォーラム オペレーターの星 睦美です。
なぎさ君 さん、投稿ありがとうございます。>企業でAzureを利用する際にきにすることがあれば教えてください。
Microsoft Azure 製品サイトでは「Azure を選ぶ理由」として、クラウドサービスを選択する際のポイントを紹介しています。
Microsoft Azure サービスの技術情報は以下のホワイトペーパーをご覧いただければと思います。
>購入はどのようにするのでしょうか。
Microsoft Azure の利用をご検討、ご提案、情報収集されている法人・パートナーからのお問合せ窓口 Cloud Directがあります。もしご不明な点がありましたらお問合せいただければと思います。
・Cloud Direct (クラウド ダイレクト):
http://www.microsoft.com/ja-jp/Server-Cloud/local/support/cloud-direct/default.aspx・まだ知らない人のための最新Microsoft Azure入門
http://www.buildinsider.net/web/azure/01
・「クラウドサービス安全利用のすすめ」
https://www.ipa.go.jp/files/000011594.pdfこちらの情報がお役にたちましたら幸いです。
フォーラム オペレーター 星 睦美 - MSDN Community Support
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フォーラム オペレーターの星 睦美です。
なぎさ君 さん、投稿ありがとうございます。>企業でAzureを利用する際にきにすることがあれば教えてください。
Microsoft Azure 製品サイトでは「Azure を選ぶ理由」として、クラウドサービスを選択する際のポイントを紹介しています。
Microsoft Azure サービスの技術情報は以下のホワイトペーパーをご覧いただければと思います。
>購入はどのようにするのでしょうか。
Microsoft Azure の利用をご検討、ご提案、情報収集されている法人・パートナーからのお問合せ窓口 Cloud Directがあります。もしご不明な点がありましたらお問合せいただければと思います。
・Cloud Direct (クラウド ダイレクト):
http://www.microsoft.com/ja-jp/Server-Cloud/local/support/cloud-direct/default.aspx・まだ知らない人のための最新Microsoft Azure入門
http://www.buildinsider.net/web/azure/01
・「クラウドサービス安全利用のすすめ」
https://www.ipa.go.jp/files/000011594.pdfこちらの情報がお役にたちましたら幸いです。
フォーラム オペレーター 星 睦美 - MSDN Community Support
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> Azureは、クラウドサービスなので、企業のデータを保管しない方がいいといわれています。
なぜ保管しない方がよいと言われていたのか、その背景はご存じですか?
JSOX法の施行にあわせて国内でも内部統制が求められるようになりました。基幹業務上のデータやシステムを社外に委託する場合には、委託先についても監査する事が求められます。物理サーバーを預けている場合には、その管理状況などを監査する事も可能ですが、クラウドとなると手のつけようがありませんでした。委託先から18号報告書などを取得することで監査に代替することも出来るのですが、クラウドの黎明期には対応するクラウドサービスがありませんでした。現在はSSAE16等の報告書を入手できるので、この問題は解決しています。
もう一つは法律上の懸念です。サーバーが海外に設置されている場合、設置先の法律が適用される可能性があります。国内では合法とされているデータであっても設置先法律で禁止されていれば問題となる可能性が懸念されていました。またハイテク製品の設計図など海外へのデータ持ち出し自体が違法となる場合も考えられました。現在は日本国内にデータセンターが設置されているので、この問題も解決しています。甕星
- 回答としてマーク 星 睦美 2015年9月28日 6:09